なるべく、しあわせに。

更新は気まぐれです。

「KAT-TUN 10TH ANNIVERSARY LIVE TOUR "10Ks!"」に行ってきた。

4月3日と29日、私は「一緒に行ってみたい!」と名乗りを上げた重岡担の友人と共に、KAT-TUN 10TH ANNIVERSARY LIVE TOUR "10Ks!"」に行ってきた。


私はつい4ヶ月程前まで、KAT-TUNには何の興味もなかった。
ベストアーティストでたぐちゃんが脱退すると聞いた時はさすがに泣いたが、それでも『よくメンバー抜けてる大変なグループだなぁ』程度の認識だった。(ごめん)
前からTwitterはしていたが、私が永瀬担のため、フォロワーさんもJr.担やセクゾ担が多かったし、キスマイに手を出していた頃もあったが、それもキスマイのデビュー後だったため『バックにいるから』というのを理由にKAT-TUNのコンサートに行く機会もなく。とにかくKAT-TUNとは接点のない人生を送ってきた。あの素晴らしいKAT-TUNの演出のことさえもさっぱり知らなかった。
そんな私が『亀梨くんに興味がある』と言い出した友人に、友人をジャニヲタに引きずりこみたい一心で亀梨くんの動画などを紹介してあげた。そしたらなんと私が亀梨沼にズボリ。
このような流れを経て、私は亀梨担になり、KAT-TUNのライブに参戦できることになった。

初日、3日。私にとってもKAT-TUNコンサート初日だし、10Ks!も初日だった。もちろんすごく楽しかった。KAT-TUNはフィギュア並にかっこいいし、かと思えばかわいいし、最高だった。だが、たいっっっへん申し訳なかったのだが、私は参戦直前に手作りうちわの文字が外れ、即席でのりを買ってつけようとしたのだがその買ったのりもどこかに行き、私は想像以上に落ち込んでいた。MC辺りからはテンションも上がり、声も出せたのだが、始まってしばらくは声も出せないぐらいテンション下がっていた。もう本当に申し訳ない。申し訳なさすぎる。

こんなこともあり、私は『充電期間前、もう一度行っておかないと後悔をする!』という思いと、『盛り上がりきれなかったのが本当に申し訳ないからリベンジをしたい!』といった思いで、29日の譲りを探し、再び友人と参戦した。

29日はもう手作りうちわを使うのをやめ、顔うちわにしたので、うちわが壊れるということもなく。そしていつもは会場に入らないと実感が沸かない私が珍しく会場に入る前からテンションMAXで、ゲートに向かう階段を「Let's Go! Let's Go!」と言いながら登っていたぐらいだった。今思うととても恥ずかしい。意味がわからない。
そして会場に入って席に着いたのだが、まず感じたのが、席が意外と近い。私はこの日は天井25列だったから、それはそれは遠いものだと思っていたのだが、横のモニターも普通に見えるし、何より会場全体が見渡せて最高だった。なんならスタンド後列に入るぐらいなら天井入った方が全然良いといったレベルだ。この時点で私は確信した。KAT-TUNの天井は最高であると。

そしてついにドームが暗転。コンサートがスタートした。
今日のコンサートに参戦するにあたって、私は全力で声を出し切るという目標を掲げてきた。
今まで何回もコンサートに入ってきたが、コンサートは『ファンとアイドルで作り上げるもの』ということに初めて気づいた。いや、他のグループのコンサートは別なのかもしれないが、少なくともKAT-TUNのコンサートはそうなのではないかと思った。KAT-TUNは私たちhyphenの"声"をすごく求めているんだと感じた。だから私は、暗転したその瞬間から、今までの10倍はありそうな声で叫んだ。意識して、声を出してコンサートに挑んだ。

最初、名古屋にはなかったKAT-TUNからのメッセージがモニターに映し出された時点でもう泣きそうになった。そのメッセージを読んで、私は、KAT-TUNに愛されているんだなと感じた。色んなグループが5周年とか10周年をお祝いするコンサートを行っているが、『10周年のお祝いの場をKAT-TUNとhyphenだけの場所にしました(ニュアンス)』って言ってくれて、本当に出てくるのは3人だけでJr.もダンサーもつけない。私は今までにこんなことをしてくれたグループは見たことがなかった。これほどまでにファンのことを考えてくれるKAT-TUNの皆様には感謝しかない。

東京は色々な演出も追加されてて名古屋よりさらにてんこ盛りな感じで、さすがKAT-TUNのホームだと思った。東京も参戦できたことに少し優越感を感じた。そしてそのてんこ盛りな演出を天井から眺められることにも優越感を感じた。天井から見たら、もうKAT-TUNの3人さえ演出の一部だし、5万5000人が作り上げる『血の海』も演出の一部となっていた。幸運なことに、今までの他Gのドーム公演では天井が当たったことはなく、スタンド席でも割と近くの席に入らせて頂いていたせいもあるが、ステージに立つアイドルまで演出に見えるコンサートは初めてだった。それに他Gは、複数色に光るペンライトだったり、過去のペンライトを持ってくる人も結構多く色が統一されていないことが多い(それもそれで綺麗だと思います)ため、一色に染まったペンライトの景色ってこんなに素晴らしいんだ!とも思った。客の持つペンライトの作り出す景色まで考えて構成するKAT-TUNの皆様もすごいし、その意図を汲み取って10Ks!のペンライトで統一してくるhyphenさんもすごい。もうなんか、hyphenってかっこいいな!さすが美しき2.5次元グループKAT-TUNのファンだな!←

そして、コンサートに行く前から度々耳にしてたKAT-TUNのレーザー演出のすごさ。これ、マジ、すごかった。何色ものレーザーが交差して動くのがすごすぎて。天井25列の高さよりも上を通るレーザーもあって、それを見た時、『天井最後列に入ってみたい!』って思った。我ながら驚いた。だって普通、天井最後列なんて席は超クソ席に分類されるだろう。誰も入りたくないって思うと思う。そんな天井最後列に入りたいと思わせてしまうKAT-TUN様って最強だなと思った。天井最後列に入らせたいと思わせてしまうこの方達の演出なら、よくhyphenさんたちが口にする『KAT-TUNはどこの席でも満足できる』ってのは本当なんだなと。現に私、天井25列で大大大満足だし。

そして私が一番度肝抜いたっていうか、興奮したのは、まあ、MOONですよね。名古屋より100倍ぐらい激しくなってた。色々と。私は元々マイクスタンドを女の人に見立てるみたいな演出が好きだからこの曲は途中まで亀梨さんを双眼鏡で見させてもらったのだが、やべえ。やべえ。絶対私口元にやけてた。だって自担の公開ピーーーを見せつけられるって思わないじゃないですか。まあセックスシンボル亀梨さんのことだからキスぐらいは余裕でするだろうなとは思っていたけど、服剥ぎ出した辺りから私は死んでいた。さすがに1曲全部双眼鏡使うのはよそうと思い最後の方は双眼鏡を外してモニターを見ていたが、結局ペンライトは振れなかったし、結局亀梨さんしか見れていなかった。いや逆に、天井25列からだと双眼鏡使ってもモニターの方が見え方的によっぽど近いので、そこで双眼鏡を外してモニターを見ていた自分に拍手を送りたい。女の人(マイクスタンド)を押し倒して跨って首元に顔埋めて貪る亀梨さん……ァァァァァ…… (実はこの記事ずっとKAT-TUNの曲シャッフルで聴きながら書いてるんですが今MOONの亀梨さんのこと書いてたらたまたまMOON流れてきて今思い出して本当に死んでるんですよ……私のスマホ空気読めすぎかよ……)ただのAVでした……想像して結構死にました。やばいやばいって叫んで隣の友人に抱きつきそうになりました。嗚呼、もうこれ以上書いてもまとまらなそうなので次行きます……

はい。取り乱しました。

MC。さっきまであんなギラギラしてかっこよかった2次元KAT-TUNが人間になる瞬間。あんなにギラギラかっこいいオーラを放っていたのになぜ喋り出すとあんなにかわいいのだろう。もう全員30を超しているのに、そのノリはまるで高校生で…微笑ましくなった。各グループある程度MCの特徴ってあるものだが、KAT-TUNのMCの特徴は高校生っぽいなと感じた。まあJr.のコンサートなんかは現役高校生の集まりだったりするし私のもう一人の担当永瀬廉くんも現役高校生だからそれは高校生らしくて当たり前なのだが、もう全員三十路でしかも見た目がギラギラ(特にタツヤウエダ)なのにあんなに高校生らしくて微笑ましいMCができるのはすごく素敵だなと思った。ゆっちさんを楽しそうにイジる亀梨くんとたっちゃんが、まるで新任教師を楽しそうにイジる男子高校生のように見えて仕方なかった。最初は喧嘩ばかりしてたグループのメンバーが、10年経ってまるで高校生のようなトークを繰り広げられているなんて。昔から応援されていたhyphenの方々は、私より何倍も微笑ましいだろうなと思った。親目線的なね。

中丸さんのボイパー!仏仏蚊、健在。腹抱えて笑った。それに、普通のボイパに加えてトランペットやトロンボーンの音もできるってすごい。私は吹奏楽部でトランペットやトロンボーンの音もよく聴いてるからわかるが、本当に似てる。ペットとボーンの違いも表現できててすごいなぁ。充電期間中にもっともっと技磨いて、さらに素晴らしいボイパをまた披露してほしいと思った。そしてそのボイパをまた聴きたいなと思った。ゆっちさんのボイパは、耳が楽しいから好き。あとこの日、ゆっちさんファンサ多めだった。笑

ら、ら、らぶゆあ…… 亀梨さん、世界中の誰よりも可愛かった。本当は口紅ひくのを間違えて歌い出しちゃって「間違えた!間違えた!」ってわかりやすく慌てる亀梨さん、かわいすぎかよ。しかもその間違えた理由が「(中丸クリニックで)中丸に噛みついた時さー、やたらほっぺが当たってさー。」て。ついさっき5万5000人の前で公開ピーーーしてたのは誰ですか。本当かわいいったら、ありゃしない。この亀梨さんのかわいさとじいまご案件、全世界に布教して回りたいので、ぜひDVD化お願い致します。

みんなで時空の旅をしよう、というのが面白いと思った。ドームは10年前に遡り、みんなで10年間の想い出を辿っていった。2015年まで辿りついた時、4Uで途中でメンバーがはけ、モニターに子供の頃からの3人の写真が映し出された。そしてその後、4Uのサビをhyphenみんなで歌った。吹奏楽で鍛えた肺活量生かして、お腹から声出して全力で歌った。ありったけの気持ち込めて歌った。この歌声、少しでもKAT-TUNのみんなに届いていれば嬉しいな。
そしてサビを歌い終わったら、モニターに"Thanks!"と出てきた。この時点で涙腺結構ギリギリ。でも、私はこの、2015年から一旦区切りをつけて11年目に突入していく時の演出がすごく好きだから、少し楽しみにしていた。モニターに『2016』と出て、TRAGEDYのイントロが流れる。そしてKAT-TUN様再び降臨。再び降臨した彼らは、11年目に強く踏み出していく気迫が感じられて、神がかっていた。なんだか震えた。この人たちだったら一緒に戦える、ついていける……!そう思った。

そしてUNLOCK。特効祭りきたー!最近Jr.のコンサートばっかり入ってきた私からしたらそれはそれは激しい特効なのだけれど、昔から応援してきてるhyphenさんにしたら物足りないらしいな。でも東京は水が追加されたからよりすごいものになってた!火と水が一緒に出てくるのがすごい。hyphen歴浅い私でも、やっぱりKAT-TUNコンサートの醍醐味はこれだよな!と思った。私自身前から特効はすごく好きだから、もっともっとたくさんの特効が見たいなと思った。こういう面でも、KAT-TUNにめぐり合えてよかったなぁ。

本編ラストは名古屋とセトリが入れ替わっていて、プレワンがユメユメになっていた。今考えたら、ユメユメはTRAGEDY、UNLOCKと続く2016年の曲だから、時空的な意味も込めてセトリを変更したのかな。というかこれ気づくの遅いな私。
特効ガンガンでだいぶテンション上がってたから泣かないで乗り越えられるかななんて思ったけどそんなわけなかった。イントロの時点で涙止まらなかった。大好きなKAT-TUN様が涙で見えなかった。見たいから涙拭きたかったけど、そしたらメイクが落ちてしまうから、拭けなかった。ユメユメを歌い終わった後、センターステージからメインステージまで歩いていく彼らの後ろ姿はとても逞しくて、でも儚くて。そんな後ろ姿を見つめたまま、さらに涙が溢れてきた。そしてそのまま挨拶に入るもんだから、さらに泣いた。ラストの挨拶は名古屋よりさらに重い、じゃないけど…深いものになっていて、辛くて途中で下を向いた。淡々と想いを語る中丸さんにも、想いをまっすぐにぶつける上田さんにも泣かされたけど、何より、ひとつひとつ言葉を選ぶように詰まらせながら話す亀梨さんに一番泣かされた。辛さが滲み出ていた気がした。やっぱり辛いんだなって思った。でもそれでも前を向こうとする彼らに、一生ついていこうって誓った。

アンコール、私は初めて「パンパンKAT-TUN」をやらせてもらった。周りがやってなかったから少し勇気がいったが、迷っていた時数列後ろにいた大人の方たち4人組がパンパンKAT-TUNをやられていて、それに勇気をもらって私もパンパンKAT-TUNをした。
そして彼らは再び降臨。アンコールは盛り上がる曲揃い。散々泣いたけど最後は笑って終わろう。最後は笑顔でSay Goodbye…(やまぴーソロ曲)ってことか。最後まで彼らはかっこいい。そうだよね、泣いてたって始まらないもの。

Peacefuldays。私がこの日一番楽しみにしてた曲であり、一番待ち構えていた曲。この曲のあいだ、私はKAT-TUNというかステージをほとんど見ていなかった。声を届けることに夢中だった。最後の「K ! A ! T ! T ! U ! N !!!」なんて、お前ステージ側の人間かよ並に声出してたと思う。

そして私はこれをするのが一番好き。どのグループにもコンサート最後にグループ名をみんなで叫ぶけど、隣の人と手を繋ぎあって叫ぶのはKAT-TUNが初めてだった。隣の人と手を繋ぐことで、会場中がひとつになった感じがする。それに、『We are KAT-TUN』って、『私たちはKAT-TUNです』って言うのも、初めてだった。『俺たちは?』とか『俺たちの名前は?』とかもすごく素敵だと思うけど、会場中みんな「-」であり、KAT-TUNだよっていうことを声に出して叫べるって、すごくすごく幸せなことだと思った。それに、そういう意味でも、やっぱり、KAT-TUNはメンバーのイニシャルからできたってこと、忘れちゃいけないなって思った。アルファベットがメンバーの頭文字で残ったhyphenがファンなんて、なんかもうロマンチックだし、誇り持って『We are KAT-TUN』って言えるよね。とても素敵なグループ名だと思う。メンバーが半減してもイニシャルとして成立させてくれたたっちゃんありがとう。

そして、Wアンコも無事終了し、今日の公演は幕を閉じた。
このあとホテルに泊まったのだが、アドレナリンが切れた私は、声を出しすぎて頭痛が止まらなかったし、少し重いもの持つだけで肩痛くなるし、脚も痛いし、ペンライト持ってた方の手は筋肉痛になるし、後遺症がすごかった。6日経った今でも、時折身体中が痛くなる。なぜだか足もつりやすくなった。体力テストの結果もなんか下がった。

でもすごく私は幸せ。きっと全力で声を出したおかげもあると思うが、すっっっごく楽しかったし、これほど相思相愛感のあるコンサートは初めてだったし、演出も緻密に構成されていて素晴らしかったし。全ての面で満たされた。コンサートは優劣つけるものではないと思うが、29日の10Ks!が今まで参戦してきた中で一番楽しかったかもしれない。それほど満たされることができた。


結構支離滅裂な感じになったかもしれませんが、思ったこと全部書きました。この感動、少しでもたくさんの人に伝わればいいなって思います。
最後に、KAT-TUNさんへ、私の感謝の気持ちを書かせてもらいます。読んでくださってありがとうございました。


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私、本当にここまで満たされたコンサートは初めてかもしれないってぐらいに満たされました。KAT-TUNを好きになってから、29日のコンサートに行ってからは特に、毎日がすごく幸せなんです。
結構重い話になりますが、数ヶ月ほど前まではずっとストレスでしんどくて、学校も週に1〜2日休んでてあともう少しで不登校って所まできてたし、半年ちょいぐらい前まではしょっちゅうリスカして薬物自殺も本気で考えたぐらいで。リスカとかしなくなっても、自分の生きる意味とかつい最近までわからなかったし、ずっと死んでもいいやって気持ちで生きてました。
でもKAT-TUNを、亀梨くんを好きになってからは、亀梨くんやKAT-TUNの出る番組とかを追って見たりとか、過去のKAT-TUNを追ったりするのがすごく楽しくて。久しぶりに心から幸せって思えたんです。生きてることがすごく楽しい。ずっと死んでもいいやって気持ちで生きてたから、生きてることが楽しいって感じたのが本当に久しぶりで。久しぶりに、生きてることに幸せ見いだせました。
KAT-TUNに出逢えてなかったら、今もずっと死んでもいいやって気持ちで生きてたかもしれない。これ以上ずっとそんなんだったら、私パンクしてたと思います。だから、亀梨くん、たっちゃん、ゆっち、私の前に現れてくれて本当に本当にありがとうございます。少しでも、KAT-TUNの真ん中としてKAT-TUNを支えられるように、死なないで頑張ります。私の生きる希望はあなたです。本当にありがとう。一生あなた達についていきます。



ゆうか